1. チェーンカバーの役割と構造について

自転車のチェーンカバーは、チェーンやギア周りを覆うカバーで、主に以下の役割を果たします:

  • 衣類がチェーンに絡むのを防ぐ(スカート・ズボンの巻き込み防止)

  • チェーンへのゴミやホコリの侵入を防ぐ

  • チェーンからの油汚れが衣類や荷物に付着するのを防止

特に通勤・通学用やママチャリなどの日常使いの自転車には、フルカバータイプが多く採用されています。一方で、スポーツバイク系にはカバーが付いていない、あるいは簡易なガードタイプが主流です。


2. なぜ割れる?主な原因とよくある状況

チェーンカバーが割れる・欠けるというトラブルは意外とよくあることで、特にプラスチック製のものは破損しやすいです。主な原因は以下の通りです。

H3-1. 経年劣化と素材の脆さ

プラスチックは、日光・紫外線・雨風に長期間さらされると劣化して脆くなります。数年使用した自転車では、ちょっとした力でひび割れや破損が生じやすくなります。

特に安価な車体に取り付けられているチェーンカバーは、薄く柔らかい素材が使われており、寿命も短めです。

H3-2. 外部からの衝撃や転倒

  • 駐輪中に他の自転車が倒れてぶつかった

  • 子どもが誤って蹴ったり踏んだりした

  • 自転車を倒してしまったときに地面と接触

こういった物理的な衝撃でも、カバーが割れることがあります。特にカバーの端の部分は、負荷が集中しやすく破損しやすい箇所です。

H3-3. 取り扱い時の注意不足

メンテナンス時や洗車中に無理に触ったり、駐輪時に壁などに強く当てると、劣化しているカバーがパキッと割れてしまうこともあります。


3. 割れたときの対処法と修理・交換方法

「割れてしまったけど、どうすれば?」という方のために、応急処置・自力での交換・プロに依頼する方法を紹介します。

H3-1. 応急処置の方法(テープ補修など)

完全に割れていても、すぐに自転車店に行けない場合はビニールテープ・絶縁テープ・ダクトテープなどで補強できます。

応急処置のポイント:

  • 割れ目をテープでしっかり圧着

  • 内側と外側の両面から貼ると強度アップ

  • ズレないように何周か巻く

ただし、これは一時的な処置であり、見た目も悪く、再度割れやすいため、早めの交換をおすすめします。


H3-2. 自分で交換する手順

チェーンカバーは自分でも交換可能ですが、車種によって取り付け方法が異なるため、注意が必要です。

一般的な交換手順:

  1. チェーンを外す(チェーンカッターが必要な場合あり)

  2. 古いチェーンカバーを外す(ビス留めタイプならドライバーでOK)

  3. 新しいチェーンカバーを取り付ける(チェーンラインに注意)

  4. チェーンを戻す

  5. 回転チェックして異音がないか確認

特にフルカバータイプの交換は手間がかかるため、工具がない方や不慣れな方は無理せず自転車店へ依頼しましょう。


H3-3. 自転車店での交換費用相場

  • チェーンカバー本体:1,000〜3,000円程度

  • 交換工賃:1,000〜2,500円前後

合計で2,000〜5,000円程度が一般的です。ブランド車や特殊フレームはこれより高くなる場合もあります。

🔧 店舗によっては「持ち込みパーツ不可」もあるため、事前に問い合わせましょう。


4. 割れにくいカバーの選び方とおすすめ製品

✅割れにくいチェーンカバーの条件

  • 厚めの樹脂素材(ポリカーボネートなど)

  • 金属製 or ハイブリッド素材

  • ブランド純正品(車体にぴったりフィット)

✅おすすめ商品例

商品名 特徴 価格帯
ブリヂストン純正チェーンケース 丈夫な樹脂素材、フルカバータイプ 約2,000〜3,000円
OGK技研 チェーンカバー 汎用性が高く丈夫 約1,500〜2,500円
金属製チェーンガード(カスタム用) デザイン性&耐久性重視 3,000円〜

5. 交換後のメンテナンスと予防策

✅割れを防ぐ日頃の工夫

  • 直射日光・雨に晒さない保管(屋根付き駐輪場 or カバー使用)

  • 定期的にカバーの状態チェック(ヒビ・変色に注意)

  • 自転車を丁寧に扱う(壁に当てない・倒さない)

✅メンテナンスの際の注意点

  • チェーン清掃時にカバーを外す必要がある場合は、無理に引っ張らず慎重に扱う

  • 清掃後はビスの締め忘れに注意


🧾まとめ:チェーンカバーが割れたら早めの対処を!

チェーンカバーの割れは、見た目が悪くなるだけでなく、安全性や快適性にも影響を及ぼす可能性があります。
割れたまま放置すると、衣類が巻き込まれたり、異音の原因になることもあります。

補修が難しい場合は、自力での交換か、自転車店への相談を検討しましょう。
また、耐久性のある素材・製品を選ぶことで、同じトラブルを繰り返さないようにすることも大切です。

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